- 多肉をもっと可愛く飾りたい
- 市販の棚じゃピンとこない
- カフェ板でDIYしてみたい
そんなあなたに、ぴったりの手作り多肉棚を紹介します♡
多肉植物にハマって数年。気づけば、わが家の多肉たちはどんどん増殖中です。
引っ越してから手つかずだった庭もようやく完成し、ついに多肉植物をたっぷり飾れるスペースができました。
すると自然に、こんな気持ちが湧いてきたんです。

可愛く、多肉植物を飾りたい!!
せっかく育てているお気に入りの多肉たち。どうせなら、もっと素敵に見せたい。
そう思って、手作りの多肉棚を作ることにしました。
今回ご紹介するのは、庭の東側に設置するために作った“お洒落に多肉を飾るための棚”。



カフェ板を使って、ナチュラルで可愛い雰囲気に仕上げてみました♪
【完成したカフェ板で作る多肉棚】






多肉棚を作る時にもう一つこだわったのが「背景」。
せっかく並べたお気に入りの多肉たちも、後ろがごちゃついてたり空間が抜けていると、



なんだか印象がぼやけちゃう
そこで我が家では、多肉がより”映える”ように白いフェンスを背面に設置しました!
このフェンス、
- 程よい隙間で風通し◎
- 移動可能なので季節や日当たりに合わせて位置を変えられる
と多肉植物の為のフェンスと言っても過言ではない!くらい使い勝手が抜群なんです♪
そしてなんと、



このフェンスはDIYで簡単に作れます!
多肉棚を作るついでに、白いフェンスも作ってみませんか?
フェンスの作り方は姉妹ブログ「べあぐら」で詳しく紹介しています♪
多肉棚の作り方
作りたい棚の長さに合わせてカフェ板や支柱をカットします。






棚板は支柱にあらかじめ溝(ダド溝)を施して、そこに板を差し込む『ダド組み』という方法で取り付けました。



この組み方のメリットはこちら
- 強度が増す
- 見た目がおしゃれ


ダド溝の作り方は写真のように「丸ノコで細かく切り込みを入れたあと、ノミで削って仕上げる」方法です。




この方法は
正確に溝の幅と深さを調整しやすい
ので仕上がりが綺麗で安定感も抜群です!
丸ノコがない場合は、レンタル又は(ちょっと大変ですが)手ノコ+ノミ+紙やすりでも作れます。
「ダド溝」は必須ではありません。
見た目や強度を高めたい人向けの工程なので、DIYに慣れていない方はL字金具やコーナー金具で補強する方法でもOKです!



こんな黒の金具ならアクセントになっていいかも♡
支柱のビスを打つ箇所に「下穴」を開けていきます。


<下穴を開けるメリット・効果>
- 木割れを防ぐ
- ビスがまっすぐ入りやすい
- 力を入れすぎなくてもスッと入る
- 木材同士のズレを防止できる



下穴を開けるひと手間で失敗も減るし、見た目も安定感もぐっとUPします!
作った支柱、棚板の塗装をします。




塗装は屋外なのでキシラデコールを使用しました。
カラーは家のデッキやログ壁に合わせて「ウォルナット」にしました。
2~3回重ね塗りをして、数日間しっかり乾燥させます。
支柱に横板をビスで取り付けます。






これで完成です!






材料
材料
- カフェ板
- 2×4板
- 塗料
- ビス
- L字金具(ダド組みしない場合)
※カフェ板や2×4板の枚数や本数は作る多肉棚の大きさに合わせて購入してください。
カフェ板
今回の多肉棚の横板は「カフェ板」にしました。
安くて加工しやすくお洒落なカフェ板は、DIYで大活躍します!
丸ノコを持っていない場合は、ホームセンターやネットで購入の際に好みのサイズにカットしちゃいましょう。


2×4板
支柱は「2×4板」を使用します。
こちらも丸ノコを持っていない場合はカットサービスを利用するのかおススメです。
塗料
屋外なので保護も兼ねて色を塗ります。
置く場所や環境に合わせて好きな塗料を選びましょう。
我が家ではデッキやログ壁に合わせて「キシラデコール」のウォルナットを塗りました。



塗料のタイプや特性について、姉妹ブログ「べあぐら」のこちらの記事に詳しく載っています。
どんな塗料を使ったらいいのか悩んでいる方は是非読んでみて下さい。
ビス
横板と支柱をビスで接続します。



ビスの長さや色は使う箇所によって調整してください。
多肉棚をDIYするのに必要な道具
【必要な道具一覧】
- ドライバー
- 塗装用品
コテバケ・ハケ・バケツ・手袋
【あると便利な道具】
- 丸ノコ
ドライバー
支柱に棚をビス留めするのにドライバーは必須です。
電動ドライバーとドリルビットがあればさらに便利!
※下穴を開けられるので綺麗にビス止めが出来ます



お手頃なお値段で電動ドライバーセットがあるので、これを機に用意するのも良いですね。





本格的にDIYを始めるなら私と同じマキタのインパクトドライバーセットがおススメです。



インパクトドライバーは音が大きすぎて…という方はドライバードリルがおススメです!


インパクトドライバーとドライバードリルの違い
項目 | インパクトドライバー | ドライバードリル |
---|---|---|
特性 | 「回転+打撃」でパワフル | 「回転のみ」なので繊細 |
打撃機能 | あり | なし |
音 | 大きめ | 静かめ |
重さ | 重め | 軽め |
作業箇所 | 硬い場所での作業向き | 繊細な場所での作業向き |
弱点 | パワーがある分取り扱いが難しい | 作業箇所が硬いと作業効率が悪くなる |
その他 | 本格DIY・パワー重視 | 初心者・日常使い |



我が家ではログ壁にビス留めすることも多いのでインパクトドライバーを選びました。
電動ドライバーや電動サンダーはあると楽に作業が進められるので使うことを推奨します。
DIYを今後もやるのだったら購入するのがおススメですが、今後もDIYをやるかはっきりしない人や、使い心地を確かめたい人はホームセンターなどで行っている「工具レンタル」を利用してみるのもいいと思います。
カインズホームなどはレンタルの他に「カインズ工房」というレンタル作業場があります。(※1)
作業する場所もない場合は利用するのもおススメです。(加工材料持込の場合、有料ですがカインズで加工材料を購入した場合は2時間無料になります。)
(※1)店舗によっては設置されていない場合があるので、最寄りのカインズに事前に確認を取ってください。
塗装に必要なもの
コテバケ
広い面積を塗るのにこれがあると便利です。
広い面はハケよりこっちの方が断然早いので、1つ用意しておくのがおススメです!


ハケ
細かい箇所はハケで塗ります。
バケツ
塗料を入れる缶。
蓋つきだと塗料が余った時に蓋をして次の塗装まで保管しておけるので蓋つきがおススメです。
手袋
手袋は、軍手でも使い捨てのニトリル手袋でもどちらでもOKです。
丸ノコ
木材をカットするのは丸ノコが「早い、綺麗、簡単」です。



これからもガンガンDIYしていくなら丸ノコはとっても便利なので購入をおススメします!
正確さを追求するなら(家具作りなど)をするならスライド丸ノコがあると更に便利です。





我が家ではマキタのスライド丸ノコを使っています。
黒墨レーザーでスーッと線が出るから、印をつける手間が減って作業が楽になるし、LEDライトのおかげで夕方でも切り口が見やすくて安心です。
とにかく精密なので家具作りや細かい部品のカットも正確に出来るようになってDIYの幅が広がりました!
終わりに
今回の多肉棚、思っていた以上に簡単に作ることが出来て、サイズもぴったり。
さらに、白いフェンスと組み合わせたことで、多肉たちがよりいっそう映える空間になりました♪
「自分で作った棚に、お気に入りの多肉を並べる」って本当に気分が上がります。



手順もシンプルなので、ぜひ皆さんも気軽に挑戦してみてください♡
もうすぐ多肉の黄金季節「秋」がやってきます。
多肉棚を手作りして、ゆったり楽しい『多肉事』の時間を楽しんでみませんか?
べあぐらプロダクトご紹介
ぐらたにの親サイト『べあぐら』で開発した商品をご案内します。
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写真管理アプリ『べあぐらフォト』をリリースしました。
『べあぐらフォト』は、iPhoneで撮影した写真やフォトライブラリに保存されている写真を、簡単に管理できる便利な写真管理アプリです。
べあぐらフォトの詳しい活用法はこちらの記事に載っています。



気になる方はこちらの記事をチェック♪
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