多肉事が楽しいこの季節、皆さんは多肉事を楽しんでいますか?
私は思いっきり楽しんでいます♪
今回は楽しい多肉事の一つ『寄せ植え』について発信しようと思います。
しかも、今回は普通の寄せ植えではなく、
ネルソル
を使って作る寄せ植えです!
皆さん、こんな事で困ったことは無いですか?
【寄せ植え困ったあるある】
- ドーム型の寄せ植えを作ろうとしても上手く作れない
- せっかく作った寄せ植えがすぐ崩れてしまう
私はドーム型のこんもり立体的な寄せ植えは崩れやすくて悩んでました。
そこで、噂には聞いていて気になっていたネルソルに挑戦してみることにしました。
結果、ネルソル使用で素敵なドーム状の寄せ植えが完成しました♪
立体的な寄せ植えが簡単に作れました♪
そして、実際に使ってみて、いろいろ判ったことがあるので、発信していこうと思います。
この記事を参考に皆さんも『ネルソル』で寄せ植えに挑戦してみませんか?
- ネルソルの特性や使い方
- ネルソルを使った寄せ植えの作り方
- ネルソルの注意点
固まる土『ネルソル』について
ネルソルとは?
- 水で練ると粘着が出て乾くと固まる培養土です。
- 特殊なポリマーが配合されているので、水で練ることで粘りを出します。
- 完全に乾くまで時間がかかる(1週間程度)ので、作業の間は柔らかく容易に出来ます。
- 粘りがあり、様々な場所につけることも立体的にすることも可能です。
※ガラス面など表面がツルツルのものには付きません。
アイデア次第で色々な寄せ植えが出来るアイテムです♪
Q&A
- 固まるまでの時間は?
-
表面から固まって約1週間で完全に固まります。
- 固まった後の水やりは?
-
固まった後は水が浸透しずらいのでゆっくりお水をあげるか、水を張った容器に浸す底面給水をしてください。
- 水やりしたら柔らかくなって崩れてしまうのでは?
-
一旦固まると水をあげても形が崩れることはありません。
- 再利用は?
-
一度固まったものは粘着が弱くなるので使用できません。
- 余った土は使えるの?
-
水を加える前→口をしっかり綴じて保管しておきましょう。
水を加えて練った後→密閉容器に入れて冷暗所や冷蔵庫に保管し早めに利用してください。
ネルソルを使った寄せ植えの作り方
ネルソルについて分かったところで早速寄せ植えを作ってみましょう♪
今回は、この寄せ植えの作り方です。
ネルソルを使った寄せ植えに必要なもの
- はさみ、ピンセット
- 鉢
- 敷ネット、鉢底石
- 竹串、土入れ
- 土(多肉植物用の土、又は鹿沼土+赤玉土)
- ネルソル
- 紙コップ(又はビニール袋)
- 割りばし(ネルソルを混ぜる棒)
- オルトランDX(薬)
- 苗
植え替えに使うはさみやピンセットは消毒しましょう。
道具の消毒にはビストロンを使っています。
ビストロンは、作った液が薄まるか汚れるまで繰り返し使えるので経済的でおすすめです♪
ネルソルを使った寄せ植えの作り方
推奨の割合は、ネルソル:水(10:4)になっています。
実際に作ってみてちょうどいい硬さになるよう水の量を調整してみてください。
紙コップじゃなくビニール袋に入れて「もみもみ」しても作れます。
お水を入れると膨らんで倍以上になります。
糸が出るくらい粘りがでたら使用できます。
写真では通常の土(※1)をギリギリまで入れていますが、1~2センチ下げた方が安定します。
通常の土を減らしてネルソルを缶のフチより1~2センチ下まで入れるようにしましょう。
通常の土とネルソルの間に「オルトランDX」(薬)をお忘れなく!
粘りのある土なので、簡単に山盛りドーム型に出来ます。
これで土台は完成です。
土が崩れることが無いので、簡単にボリュームのある寄せ植えが作れました。
これなら崩れにくいから安心だね!
寄せ植えに挿しているガーデンピックはDIYで作ったものです。
作り方はこちらをチェック♪
ネルソルを使った感想
ネルソルの効果的な使い方
なんといっても「寄せ植え」をする時に使うのが効果的です。
但し、寄せ植え全般に向いているわけではありません。
向いている寄せ植え、向いていない寄せ植えはこれです!
【向いている寄せ植え】
- 立体的に作る寄せ植え
- ぎゅうぎゅうに詰めて作る寄せ植え
【向いていない寄せ植え】
- 間を開けて作る寄せ植え
- 暴れ寄せ植えのような育てて作るような寄せ植え
向いている寄せ植え
- 立体的に作る寄せ植え
- ぎゅうぎゅうに詰め
例えば、今回の寄せ植えを普通の土で作ろうとした場合、ネルソルで盛った部分も普通の土でやりますが、どうしてもサラサラとしていて崩れやすい状態になってしまいます。
寄せ植えの苗が根付いてくれれば崩れにくくなりますが、その前にぶつけたりぐらつかせてしまうと、こういう事になります。
根付く前にぶつけてしまいバラバラになってしまいました。
この後、普通の土で作り直しましたが、またバラバラ事件が起きました(´;ω;`)
3回目の作り直しの時に、ネルソルの存在を知って使ってみると…
作りやすい!
崩れにくい!!
さいこー!!!
最高でした。
しかも、ぎゅうぎゅうの寄せ植えの時にネルソルを使うとこんな利点も!
ネルソルは通常の土より根を張るのが大変な分多肉植物に程よいストレスを与えます。
その程よいストレスのおかげでこんないいことが…
- 紅葉が綺麗に出る
- キュッとした形のまま崩れにくい
今回作ったようなぎゅうぎゅうタイプの寄せ植えを作る時はネルソル使うのおススメです!
でも、調子に乗っていろいろな寄せ植えにネルソルを使ってみたら、使うことで逆に寄せ植えが扱いにくくなったり見た目がいまいちになったりもしました。
向いていない寄せ植え
- 間を開けて作る寄せ植え
- 暴れ寄せ植えのような育てて作るような寄せ植え
立体的でもなく、間を空けて作った寄せ植えをネルソルで作りました。
ところが…
表面がボコボコしちゃうので、土が見えるような寄せ植えにはネルソルは使用しない方がいいです。
立体的にしないのなら、固める必要もないので通常の土の方が良さそうだね。
また、成長して欲しいこんな寄せ植えには向いてないことがわかりました。
ネルソルを使うと成長がのんびりになってしまうので、寄せ植え後どんどん育って欲しい暴れ多肉寄せ植えには向かないです。
ネルソルも得意な寄せ植えと苦手な寄せ植えがあるんだね。
注意点
- 固まってからの変更は出来ない
-
ネルソルはおよそ1週間で完全に固まります。
固まった後に多肉を追加しようとしたり、入れ替えたりは出来ません。
- 増やしたり、大きくしたりしたい場合はNG
-
育成を目的とした土では無いので、「増やしたい」「大きくしたい」という目的の場合はネルソルは使わない方がいいです。
- 水やりにはコツが必要
-
固まってからは水をはじきやすいので、ゆっくり水をあげるか底面給水で水やりをしましょう。
ネルソルを上手に取り入れたら、もっと可愛い寄せ植えを楽しめます♪
終わりに
今回は、『ネルソル』を使った寄せ植えについて、使用してみてわかった事をお届けしました。
メリットデメリットがあるので、特性を理解して上手に取り入れてもらえたら…と思います。
近くのお店に無かったら、ネットでも購入可能です♪
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