夏の暑さが和らいでくる秋、秋は多肉植物が一番可愛くなる季節ですね。
秋は多肉植物の寄せ植えをするのにもってこいの季節です。
【秋が寄せ植えにもってこいの理由】
秋は多肉が紅葉する季節なので寄せ植えがカラフルに仕上がる
冬越しの為に鉢が減るので一石二鳥
そんな秋に作る寄せ植えがひと冬の間崩れることなく春まで可愛さキープだと嬉しいですよね♪
そこで、色々な寄せ植えを作ってきて解った可愛さをキープしている寄せ植えを作るコツを発表したいと思います!
やればやるほどハマっていく多肉植物の寄せ植え♡
秋こそ思いっきり楽しんじゃいましょう♪
- 寄せ植えビフォーアフター
- 崩れにくい寄せ植えのコツ
- 寄せ植えの楽しみ方
寄せ植えビフォーアフター
まずは前に作った寄せ植えが数ヶ月経ってどんな感じになっているのか見てみましょう!
崩れてしまった寄せ植え
【その1】
春に作った寄せ植えが秋にはだいぶ様変わりしちゃいました。
夏の間にエケベリアたちがパッカーンしちゃいました
【その2】
この寄せ植えは僅か2週間で大きく崩れてしまいました。
あっという間に崩れてしまって悲しかったです。
『この2つの寄せ植えが崩れた原因』
この2つの寄せ植えが崩れてしまった原因はズバリ!
寄せ植えに選んだエケベリアが開きやすい種類のものだったから
同じ環境でも開きにくい種類と開きにくい種類があります。
写真で見てもらうと分かりますが、同じ環境化(同じ鉢に植わっている寄せ植え)なのに開いているものと開いていないものがあります。
開きやすい種類だと寄せ植えが崩れやすくなってしまいます。
【その3】
この寄せ植えは冬に作って春まではそのままキープしてましたが、その後一気に崩れてしまいました。
【その4】
この寄せ植えは冬にプレゼントで頂きました。
春を過ぎた頃からぐんぐん伸び始めて前面からみるとそうでも無いけど後ろから見ると後ろ半分はスカスカになっているのがわかります。
『この2つの寄せ植えが崩れた原因』
この2つの寄せ植えが崩れてしまった原因はズバリ!
寄せ植えに選んだ多肉が徒長しやすい種類のものだった&
余裕を持たせた植え方だったから
やはり同じ環境でも徒長しやすい種類と徒長しにくい種類があります。
徒長しやすい種類の方が寄せ植えは崩れやすくなります。
また、写真を見ると分かるように多肉植物同士を余裕を持たせて植えてあると成長を妨げないので春~夏の成長期に余計と伸びてしまった可能性があります。
【その5】
大き目のブリキの入れ物にエケベリアとセダムをふんだんに使って作った寄せ植えです。
ボリュームがあってお気に入りの寄せ植えですが、水やりを控えめにしているとどうしても草系セダムは枯れてしまいスカスカになってしまいました。
『この寄せ植えが崩れた原因』
この寄せ植えが崩れてしまった原因はズバリ!
草系セダムを入れていたから
草系セダムは色鮮やかで可愛らしいので寄せ植えにもってこいの素材ですが、「崩れにくい」を目指す寄せ植えの場合は使うのをぐっと堪えた方が良さそうです。
あまり崩れなかった寄せ植え
【その1】
秋に作った寄せ植えが冬を越して夏になっても崩れることなく可愛さキープ!
【その2】
「たにぼっち鉢」に作ったこちらの寄せ植えも8ヶ月を経ってもずーっと可愛さをキープしています♡
『この2つの寄せ植えが崩れにくい理由』
この2つの寄せ植えが崩れにくかったのは、後述する「崩れにくい寄せ植えを作るコツ」を偶然ながらも実行していたからなのです。
崩れにくい寄せ植えを作ってみたい方は、是非お試ししてみて下さい!
崩れにくい寄せ植えのコツ
何個も寄せ植え作ってみて、「崩れにくい寄せ植え」を作るコツがわかりました!
【崩れにくい寄せ植えを作るコツ】
- 寄せ植えに使う多肉植物を厳選する
- 草系のセダムは使わない
- 隙間なくミチミチに植える
- 土に栄養は入れない
- 水やりは控える
- 日陰に置かない
寄せ植えに使う多肉植物を厳選する
下記のような性質を持っている多肉植物は寄せ植えを崩しやすいので、「崩れにくい」寄せ植えを作る際は使わないようにしましょう。
- 広がりやすい
- 成長が早い
- 徒長しやすい
どの多肉が広がりやすいとか徒長しやすいとか、判断はどうするの?
1年育てると様子が分かるよ。
私は、前年度の寄せ植えで崩れなかった多肉たちを集めて「崩れない寄せ植え」にしたりしてるんだ♪
草系のセダムは使わない
草系のセダムは色鮮やかで可愛いものが多いのですが、通常の多肉植物と違い葉に水分を多く含んでいない為、水やりを控えめにすると他の多肉植物に比べて枯れやすいです。
その為、草系のセダムを入れているとその部分が枯れてスカスカになってしまいます。
また、草系のセダムは成長も早いのでお水をあげるとびょんびょん伸びて寄せ植えの形がキープするのが困難になります。
隙間なくミチミチに植える
なるべく隙間を開けないようにミチミチに植えた方が根詰まりするので苗が成長し難く作った時の形をキープしやすいです。
【おまけ効果】根詰まりするので紅葉が綺麗に出ます!
土に栄養は入れない
寄せ植えは苗が成長しない方が形をキープされるので、土に栄養は必要ありません。
【寄せ植えの土について】
- 基本は、赤玉土(細粒)と鹿沼土のブレンド
- 季節によって割合をかえる
<春に寄せ植えを作るとき>
赤玉土1:鹿沼土2
※雨や夏の多湿を考慮して鹿沼土を多めにする
<秋に寄せ植えを作るとき>
赤玉土1:鹿沼土1
※水やりが多くなると紅葉し難くなるため、鹿沼土の割合を減らして水やりの回数を抑えれるようにする
水やりは控える
寄せ植えは苗が成長しない方が形をキープされるので、水やりも控えめにします。
寄せ植え教室では1ヶ月に1回、季節によっては2ヶ月以上断水するそうです。
よっほどしわしわになったりしない限り水やりはしなくてOKです。
日陰に置かない
日陰に置いてしまったり一方からのみ日が当たる場所だと徒長してしまったり日の当たる方向に曲がって伸びてしまったりします。
直射日光を避けた明るい場所で管理するのがおススメです。
ただし、寄せ植えを作った直後は根が安定していないので、明るめの日陰に1週間くらいおいて状態を安定させてから置き場所を明るい場所に移動しましょう。
寄せ植えの楽しみ方
ここまで「崩れにくい」に焦点を当てた寄せ植えの作り方をお話ししました。
ただ、多肉植物の寄せ植えは楽しみ方は色々です。
草系のセダムは成長が激しいので入れてしまうとすぐ形が崩れたり、成長してしまうのを防ぐのに寄せ植えの水やりを控えているとセダムだけ枯れてしまったりしますが、セダムをメインにし、水やりをしっかりとあげてのびのび育っていく姿を楽しむ寄せ植えも素敵です。
セダムは冬は枯れたようになっていても春には復活して可愛い寄せ植えが蘇ってきます♪
【草系セダムがメインの寄せ植え】
2月は枯れてしまっていた寄せ植えが、何もしなくても4月には緑が増えてきて5月にはモリモリになりました!セダムは強い!!
徒長しやすい多肉植物や開きやすい多肉植物も寄せ植えが崩れやすくなる一因ですが、自由に成長していくさまが見れる寄せ植えも変化を楽しめておススメです。
私はそういう寄せ植えは思いっきり暴れさせて、秋に仕立て直しをするようにしています。
【暴れ多肉の寄せ植え】
冬の間に弱ったり徒長した多肉を胴斬りしてブリキ缶に寄せ植えしておいたら…
5月には見事にモリモリしてくれました。8月には自由に伸びすぎてきたので秋に仕立て直し予定です!
多肉植物にハマったら「寄せ植え」を楽しまなきゃ損です!
色々な寄せ植えを作って多肉植物を楽しみましょう♡
寄せ植え用に「お任せ9苗」を2セット購入してみました!
こちらの苗を使った寄せ植えは改めてブログに載せようと思います。
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