可愛い多肉植物や花を植える植木鉢、どうせなら可愛い植木鉢に植えてあげたいですよね。
でも、可愛い植木鉢って高いからそんなにたくさん買えない…
それなら、自分で作っちゃおう!
でも…
- 不器用だから無理
- センス無いし…
- 面倒なことは出来ない
こんなことを考えてリメイク鉢を作るのを諦めている人、いませんか?
私は、不器用でセンスが無いので諦めていました。
でも、いろいろな裏技を使うと、不器用でもおしゃれなリメイク鉢が簡単に作れることに気づきました!
おしゃれなリメイク鉢を作って多肉植物を可愛く飾りましょー♪
- 素焼き鉢のリメイク鉢の作り方
- 不器用でも出来るおしゃれなリメイク鉢を作るコツ
- でこぼこベース、漆喰を使ったベースの仕上がりの違い
- 使用半年経過のリメイク鉢の変化
【この記事ではこんなリメイク鉢が作れます】
慣れてきたら応用編で模様付きのリメイク鉢を作ってみよう♪
【応用編ではこんなリメイク鉢が作れます】
不器用でも作れるポイント
可愛い植木鉢が欲しいな…作ろうかな…でも、不器用だし…
そう思っていたある日、知り合いの多肉先輩から多肉のプレゼントが♡
その植木鉢が黒でぼこぼこしていて超かわいい!
聞くと自分で作ったらしい!素晴らしい!!
そして、その鉢を眺めていて気付いたのです!
- でこぼこさせると色塗り下手でも問題なし
- 汚しが雰囲気出してくれる
つまり、この2つのコツで不器用でもおしゃれなリメイク鉢が作れるのです!
リメイク鉢の作り方
材料
素焼き鉢
リメイク鉢にしたい素焼き鉢を用意します。
パレット
マルチプライマーや土台、水性塗料を入れる物です。
ちょっと深めのものが便利です。
私は、紙コップや深めの紙皿を100均で買ってきて使ってます♪
今回は、ミニパウンドケーキ型をパレット代わりに使いました。
深すぎず浅すぎず便利です。
紙コップは深すぎてちょっと使いづらかったです💦
筆、手袋、棒
- 筆・・・平筆が塗りやすいのでおススメ
- 手袋・・・使い捨ての手袋
- 棒・・・ザラザラベースや水彩塗料などを混ぜる棒
※コンビニでもらうプラスチックのスプーンやフォーク、割りばし等でOK
スポンジ
スポンジは水彩塗料を塗る際に使います。
100均なんかに売っているごく普通のスポンジでOK!
スポンジはそのままだと大きすぎて使いにくいので、4等分にして使います。
【注意点】
次の写真のような表面がぼこぼこしているスポンジはとっても塗りにくかったです。
なので、最初の写真のようなまっすぐのスポンジがおススメです。
マルチプライマー
マルチプライマーって何?
下地材料。下塗りとして使用すると、金属類、ガラス、プラスチックなどと塗料の密着性を向上させます。
マルチプライマーを塗るとリメイク鉢の持ちが違います!
ザラザラベース
色を付ける前に塗る土台となる材料。
ザラザラベースって何?
塗料メーカー、ニッペホームプロダクツ株式会社から販売されているP-effectorシリーズのひとつでざらざらした質感を作ってくれる下地ベース。
他に、デコボコベース(漆喰のような凹凸)・パリパリベース(ひび割れ)があります。
この土台を作るのと作らないのとでは仕上がりが全然違います。それっぽく見せる秘密兵器第一弾!
漆喰
色を付ける前に塗る土台となる材料。
漆喰とは?
水酸化カルシウムを主原料とした塗り壁材。
これをザラザラベースと同じように下地ベースとして素焼き鉢に塗ります。
仕上がりは、ザラザラベースより立体的になります。
この漆喰は何も混ぜずに軽くもむだけで使える便利な漆喰です。
水性塗料
今回はこの2つの水性塗料を使用しました。
- 『STYLE DIYペンキ』
※ニッペホームプロダクツ株式会社 - 『ミルクペイント』
※ターナー色彩株式会社
この2つはどちらも乾燥すると耐水性になってくれるので、リメイク鉢の色塗りにもってこいです♪
ミルクペイントラストメディウム
ミルクペイントラストメディウムって何?
缶やブリキなどの金属の錆を表現することが出来るペイント材料。
簡単にアンティーク調に仕上げることができます。
それっぽく見せてくれる秘密兵器第二弾!これは優れものですよー。
手順
まずは下地材料である「マルチプライマー」を塗ります。
マルチプライマーを塗り終わったら2時間程度乾かします。
【マルチプライマーの塗る範囲について】
マルチプライマーは色を付ける範囲を塗るようにしましょう。
内側や底も色付けをする場合、内側や底もマルチプライマーを塗ります。
私は底は塗らずに内側は塗っています。
内側を塗るか塗らないかの見解は記事の後に載せていますので参考にしてください。まず読みたい方はこちらをクリック♪
色を塗る前に土台の材料を塗っていきます。
今回は
- ざらざらベース
- 漆喰
の2つを使いました。
土台の材料で雰囲気が違ってくるんだね。
どちらの雰囲気もいい感じ♪
- 質感
「漆喰」の方が凹凸が強い - 塗りやすさ
断然「ザラザラベース」の方が塗りやすい - 色の塗りやすさ
どちらも同じで塗りやすい - 仕上げ(汚し)のやりやすさ
断然「漆喰」の方がやりやすい
※漆喰の方が厚塗りになるので、持ちがどうなのかが若干気になっています。
2022年春に作成したので、半年後どうなっているか検証します。
【検証結果】半年以上使いましたが、今のところ漆喰の方も剥がれることなく使えています。
ベースの色を塗ります。
水性塗料はスポンジで塗ります。
土台のおかげでスポンジでポンポン色をのせるだけで大丈夫です。
色むらもむしろ『味』になります♪
仕上げにミルクペイントラストメディウムで錆びた感じをだしてアンティークっぽく仕上げました。
ミルクペイントラストメディウムもスポンジで付けます。
こっちはスポンジに薄くつけてサッサッと薄くなぞるように付けると自然な感じに付けれます。
ダイソーにも似たような塗料が売っていたので試しに塗ってみました。
【ダイソーメタリックペイント使った感想】
ダイソーの方が若干赤みとキラキラ感が強いかなーって感じでした。
使い勝手はどちらも同じ感じです。
色合いは好みだと思います。私的にはどっちも有りでした!
完成したリメイク鉢
こちらが完成したリメイク鉢です!
どれも可愛く出来ました♡
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リメイク鉢の内側
色は内側や底は塗った方がいいの?
塗らない方がいいの??
どっちがいいのか検証中だよー。
内側を塗るか塗らないか、こんな意見があります。
内側を塗る派の主張 | 内側を塗らない派の主張 |
---|---|
・外側に塗料が塗られていると内側が塗られていなくても水分が蒸発出来ないので内側を塗らなくても通気は変わらない ・内側から入った水分が蒸発出来ずに塗料の浮きや剝がれの原因になる可能性がある | ・素焼き鉢の特徴である通気を少しでも残すために内側は塗らない ・内側まで塗るのは手間 |
1回目リメイク鉢を作った時は、「通気」と「手間」のことを考えて内側はフチしか塗りませんでした。
その後、内側を塗る派の主張を読んで「なるほど~」と思ったので、2回目は内側を塗ってみました。
1回目、2回目のリメイク鉢を作ってから約半年経ちましたが、今のところどちらも「浮き」や「剝がれ」は発生していません。
1年後、2年後どうなっていくか、お知らせします。
【番外編】絵が上手な人はこれ!
絵が上手な人は、素焼き鉢に水性マーカーでイラストを描くだけで可愛いリメイク鉢が作れます。
私は絵が下手なので、絵の上手な妹にイラストを描いてもらいました。
これなら素焼き鉢の「通気」の特性も活かしたままのリメイク鉢が出来上がります。
今回は、パイロットのジュースペイントで絵を描きました。
乾くと耐水性が出て水に濡れても滲みません。
私も試しにプラスチック鉢に描いてみました。
絵が下手くそでも味がある仕上がりになるかも笑
味ね…
リメイク鉢経年変化
リメイク鉢の経年変化です。
使用条件
- 使用箇所・・軒下
- 水やり方法・・上からじゃばじゃば & 底面給水
経過年数
半年後
塗料の「浮き」や「剥がれ」は全くありません。
1年後
塗料の「浮き」や「剥がれ」は全くありません。
今のところニス無しでも問題なさそうです。
ニス無しでも問題ないのですが、リメイク缶を作った時にニスが余ったのでニスを塗ったリメイク鉢も作ってみました。
ニスありがどんな風に経年変化していくのかも検証していきます。
ニスありリメイク鉢
見た目は、ニスありの方がテカテカしてる感じです。
耐久性は遥かに良くなりそうな予感…
風合いは好き嫌いがあるとおもいます。
ニス無しでも数年は問題なく使っていけるので、ニスを塗る手間が面倒な人や、風合いがニス無しの方が好きな人は塗らなくてもいいと思います。
終わりに
今回は、ぶきっちょさんでも作れるリメイク鉢をご紹介しました。
どちらも簡単に作れるので、子供と一緒に作って楽しむのもいいと思います♪
自分で作ったリメイク鉢にお気に入りの多肉植物を植えると一層可愛く見えて多肉事がますます楽しくなりますよー。
皆さんも是非作ってみてください♪
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